賃貸物件のチェックすべきポイント

物件を内覧する際に必要なアイテム

  • スマホ(写真を撮る)

    物件を何件も見ていると折角内覧した物件を忘れてしまいます。

  • メジャー

    物件を内覧する前に、持っていく予定の家財(冷蔵庫、洗濯機、ソファー、ベット)の大きさを測っておき、内覧するアパート、マンションの部屋に設置ができるかどうかを確認します。
    *家財重視で物件を探すと物件が無いケースもありますので、すべての家財の移動は難しいかもしれません。

  • 物件までの道、駅からの徒歩分数

    物件までの道や所要時間は、毎日の通勤・通学に関わる重要なポイントです。最寄り駅やバス停から物件まで、徒歩もしくは自転車などでどの程度時間がかかるかをチェックしていきます。駅からの所要時間は物件情報の中に記載されている場合がほとんどですが、ぜひ自分の足でも歩いて確認することをおすすめします。そうすることで時間をより正確に把握できます。

  • 玄関の広さとシューズボックスの大きさ

    まずチェックすべきポイントは「玄関の広さ」です。
    玄関が狭いと大きな家具家電の搬入ができない可能性があります。
    玄関のスペースや扉の開き具合をチェックしておきましょう。
    また、エレベーターがない、廊下が狭いといった場合も搬入に支障をきたす可能性があります。
    また、シューズボックスの有無や内容量もポイントです。手持ちの靴と内容量があまりにも違うと、別途シューズボックスや収納場所を確保しなければなりません。特にブーツやハイカットスニーカーなど縦に長い靴を多く持っている方は、型崩れせず収納できる棚の高さが確保されているかを確認しておきましょう。

  • 各部屋の窓の位置や扉の位置サイズを計測

    各部屋の縦・横・高さの計測は、家具家電を配置する際に重要です。計測した数値をもとに具体的な生活シーンをイメージし、生活動線を意識した配置を検討しましょう。
    併せて、窓のチェックも欠かせません。窓を開けた際に家具家電の配置や動線に影響がないか、対面する建物から部屋の中が丸見えになってしまわないかなどをチェックしておく必要があります。また、今使っているカーテンをそのまま使えるかどうか計測しておきましょう。引越しに合わせて新しくカーテンを購入する場合も同様です。

  • 部屋の確認

    エアコンが備え付けられている場合、古過ぎる機種は電気代がかさみやすくなるため、年式を確認しておきましょう。エアコンが付いてない場合は設置できるかどうか、室外機の置き場所があるかどうかも確認しておくと良いでしょう。

  • コンセント位置とテレビジャックの位置の確認

    コンセントは、位置と併せて床からの高さも測っておきましょう。
    コンセントの位置次第では、想像していた通りの家具の置き方ができないことがあります。居室だけでなくキッチンやトイレ、洗面室なども確認を忘れずにしましょう。また、家電製品やデジタル機器を多く使う方はコンセントが足りなくならないよう数の確認もしておくと安心です。
    テレビジャックは全室に無い可能性が非常に高いです。
    どこの部屋にあるかチェックしましょう。

  • クローゼットの収容量

    クローゼットは、手持ちの服やバッグ、小物類などが十分に入る収納量があるかがポイントです。見た目で全体的な広さを把握するだけでなく、高さや奥行きを計測し、持っている服や靴箱などの荷物が問題なく収納できるかチェックしましょう。

  • ベランダの防犯性と実用性

    ベランダは、洗濯物を干すのに不便がない実用性に加え、防犯面での不安がないかも確認しましょう。
    週末にまとめて洗濯する方や家族が多い場合は、ある程度長い物干し竿が使用できるスペースが必要です。また、物干しが設置されている位置によっては丈が長い洗濯物を引きずってしまう可能性もあるため、不便がないかシミュレーションしておきましょう。干せるスペースがない場合は、浴室に干せるかどうかや浴室乾燥機が付いているか見ておくのをおすすめします。
    防犯面に関しては、隣接している建物や電柱から侵入されたり、向かい側の建物から覗かれたりする危険性がないか、ベランダに出て周辺を見ておくと安心です。

  • キッチンの実生活シュミレーション

    • 調理台のスペースが十分に確保されているか調理台の無いキッチンがたくさんありますので、ご注意ください。
    • コンロはIHかガスか。何口設置されているかIHは調理器具が変わりますので、注意が必要です。
    • 冷蔵庫の開閉はできるか、幅に問題がないか冷蔵庫は左と右と開閉方向がありますので、冷蔵庫スペースに入るかどうかと合わせて確認が必要です。
  • 駐輪場など共用部分も確認しましょう

    駐輪場に自転車はとめれるかどうか。
    バイクがある方は契約前にバイクの駐輪が可能かどうかの確認が必要です。ほどんどのマンション・アパートはバイクの駐輪が不可です。
    共用部分の清掃は行き届いているかどうか。
    内覧時に汚い物件はずっと汚い可能性が高いです。

  • 騒音や携帯電話の電波環境も確認しましょう

    隣や上下の住民の生活音がどの程度聞こえるか、周辺環境が騒がしくないか、実際にチェックしておきましょう。大通りに面している場合や子どもが多いエリアでは、時間帯によって騒がしく感じるかもしれません。生活音を気にする場合は、他の入居者が帰って来る夜の時間帯に内見するのも一つの方法です。
    インターネット回線については、物件に導入されているか、ない場合は自分の好きな回線を引けるかを不動産会社に聞いておきましょう。スマートフォンは部屋によって電波レベルが変わる可能性もあるため、各部屋で状況をチェックしてみましょう。

周辺環境のチェックポイント

  • スーパーコンビニがあるか

    スーパーはどのようなスーパーかどうかの確認が必要です。高級スーパーだった場合は、わざわざ遠い安いスーパーに買い物に行かなくてはなんてこともあります。

  • 病院、薬局はあるか

    お子さんがおられる家庭では病院の位置関係は重要ではないかと思います。

  • 役所までの距離

    福祉の関係で市役所に毎月行かれる方は、役所迄の距離は重要です。

  • 騒音、治安

    周辺の治安も物件選びの重要なポイントです。物件のエントランスなどに設置されている掲示板は、物件や周辺で起こり得るトラブルを把握するのに役立ちます。もしも注意書きなどの張り紙があまりにも多い場合は注意が必要です。
    また、何かあったときに駆け込める交番が周辺にあるか、街灯が十分に設置されていて夜道も安心して歩けるかもチェックしておきましょう。

  • マンション、アパートの前の通行量

    通行料が少なすぎる路地にあれば、不安ですし、大通り沿いでしたら、排気ガスと騒音の心配があります。
    また、ベランダが通行人から丸見えの物件も洗濯物と室内が丸見えになるので、チェックが必要です。

まとめ

契約してから後悔しないように、内覧の際に確認することは重要です。最近では物件の周辺確認はグーグルマップで確認ができるので、非常に便利になりました。室内は写真とパノラマで確認して、周辺はグーグルで確認できるため、引っ越し慣れしている方は現地見に行かずにネットの情報だけで契約される方も増えております。引っ越し初心者の間は内覧で上記チェックをしてからの方がいいですが。